富士山マガジンサービスは、社会保険・介護保険関係の出版物を発行するしょうわ出版を子会社化することを決定した。しょうわ出版は大手企業や図書館、官公庁などの安定した顧客基盤を持ち、売上高4400万円、営業利益2250万円を記録している。取得価額は5515万円で、取得予定日は2019年3月11日となっている。富士山マガジンは、これらの法人顧客基盤への自社雑誌定期購読パッケージの販売や、図書館向け新規販売商材としての可能性を評価している。
M&Aアドバイザーのコメント:富士山マガジンサービスのしょうわ出版子会社化は、法人顧客基盤の拡大に繋がる戦略的なM&Aである。しょうわ出版の安定した顧客基盤を活用し、新たなビジネスチャンスを追求することが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。